当院について
About Our Hospital
理事長挨拶
Message from the President
安心・安全な医療・介護・福祉へ
粉骨砕身の弛まぬ努力を惜しまず
徳洲会グループ創設の精神は、創設者の徳田虎雄・元理事長の幼少時の原体験にあります。鹿児島県の離島、故郷の徳之島で、夜間に発病した幼い弟を医師に診てもらえず、亡くしてしまった悲しみ、恐怖、怒りが“生命(いのち)だけは平等だ”の徳洲会の理念を産み落としたのです。
徳洲会は1973年の創立後、医療過疎の離島やへき地に病院を建設するために、職員が一丸となって、さまざまな困難を乗り越え、本土の都市部に次々と病院を開設しました。これは都市部に病院を設けることで、医療スタッフなどを確保し、離島・へき地の病院を強力にサポートするためです。その高邁な精神と行動力に対し、高い志をもつ多くの若人たちが賛同して徳洲会グループに参加、協力することによって、今日の徳洲会が築き上げられました。
私たち徳洲会職員は、常に離島・へき地を念頭に置き、医療・介護・福祉サービスを提供しています。これは、「いつでも、どこでも、誰でもが最善の医療を受けられる社会」の実現を目指す徳洲会の原点、創設者の精神が生き続けているからこそです。

安富祖 久明
徳洲会は老朽化した病院の建て替えを積極的に進めています。新病院は近隣の中核病院と比べても、優れた機能をもつ建物であり、そこでは最新の医療機器・設備を駆使し、安心・安全な医療サービスの提供を行っています。これもひとえに、徳洲会グループ全体で離島・へき地医療の充実に力を注いできたことで、日々、原点に立ち返り、患者様が求める医療を追求した結果として、可能になっているのです。
徳洲会グループは創立以来、数多の艱難辛苦を乗り越え、グループを発展させてきました。これは徳洲会の理念実現に向け、全職員が一致団結し、努力を続けてきたからこそ成し得たのであり、それなくしては決して民間最大の医療グループへの成長はありえませんでした。
私のモットーは「継続は力なり」です。徳洲会グループのトップとして全国の病院・施設に継続して足を運び、職員の声に耳を傾け、良い取り組みを見出すとともに、問題点の発見に努め、弛まぬ改善を行うと同時に、イノベーション(革新)にも尽力してまいります。
徳洲会の使命は地域医療への貢献にほかならず、それには健全な経営が欠かせません。先達が築き上げてきた徳洲会グループの礎をさらに強固なものにし、全職員が心をひとつにして安心・安全な医療・介護・福祉に専念できるよう粉骨砕身、努力していく覚悟ですので、今後とも温かいご支援、ご協力を賜りますよう、心からお願い申し上げます。
院長挨拶
Message from the Director
千葉徳洲会病院は1986年6月、現在の病院から1km程離れた船橋市北習志野の地に200床で開院、2014年7月に391床の病院として現在の高根台に移転して参りました。 「生命(いのち)だけは平等だ」徳洲会グループ理念の下、地域の皆様が安心して過ごせる「いつでも、どこでも、誰でも最善の医療を受けられる社会」の実現に向け、医療の面から貢献できるよう日々努めて参ります。
①救急医療
開院当初より救急医療に力を注いでおり、船橋市内で最も多くの救急車を毎年受け入れています。(2018年実績4200台超) 一般内科・外科診療に加え、腹部救急疾患においては消化器内科・外科の連携の下、緊急手術・内視鏡をいつでも行える体制にあり、近隣医療機関からも評価いただき多くの依頼を受けております。 (2019年4月現在、脳神経、整形外科疾患の対応が行えず、心臓疾患についても限られた救急対応しか行えておらず、地域の皆様にご迷惑をおかけしていますこと、この場を借りてお詫び申し上げます。一日でも早い診療科の充実に向けて医師獲得の努力を続けて参ります。)

鶴田 好彦
②がん診療
国民の半数が生涯のうちにがんにかかると言われています。 長期に及ぶことの多いがん診療において、通院、入院、緊急時の対応等、地域ならではの利便性、尚且つがん専門病院にも遜色ない医療を提供できる体制の構築を目指しております。 消化器、頭頚部、泌尿器、婦人科がん等の手術、抗癌剤、放射線治療の充実化に加え、近年の医療の高度化に対応しPET-CT等の診療機器の導入、泌尿器、婦人科がんの手術においてはロボット手術(ダヴィンチ)を導入しています。 がんの早期発見から治療、緩和医療まで地域に根付いたがん診療を提供できる環境を整え、千葉県がん診療連携協力病院にも指定されています。
③地域医療
地域の皆様への医療が滞りなく提供されるよう船橋市医師会や船橋市・周辺地域の各病院・クリニックと連携を密にし、協力体制を作り上げていきます。 社会全体の高齢化に伴い地域包括ケアシステムの構築が求められる中、急性期治療後の機能回復の為のリハビリテーションから介護施設への転所、在宅復帰が地域内でスムーズに行われるよう各種施設、在宅支援センター等と連携しながら支援を行っていきます。
④検診、人間ドック、予防医療
地域の皆様がいつまでも健康で若々しく過ごせるように、がんの早期発見はもとより、高血圧、糖尿病を始めとした生活習慣病等の早期発見による健康維持、疾病予防を勧めるべく、各種検診、人間ドックを提供しております。 医療公演等を通じての医療情報の提供も随時行っていきます。
まだまだ行き届いていない点もあると思いますが、皆様からのお声もいただきながら、皆様と一緒になり、より一層地域に貢献できる病院づくりを目指し日々努力して参ります。
院長プロフィール
- 略歴
- 1997年 東京大学卒業
- 所属学会および役員
- 日本外科学会専門医
日本プライマリ・ケア連合学会 指導医
厚生労働省認定 医療安全管理者
明日の医療の質向上をリードする医師養成プログラム(ASUISHI)第4期修了
麻酔科標榜医
米国医師免許 (ECFMG certificate ,USMLE Step1, Step2, Step3)
理念
Philosophy
『生命(いのち)だけは平等だ』の理念の下、
「いつでも、どこでも、誰でもが最善の医療を受けられる社会」を目指して
生命を安心して預けられる病院
健康と生活を守る病院
理念の実行方法
- ① 年中無休・24時間オープン
- ② 入院保証金・総室(大部屋)の室料差額冷暖房費等一切無料
- ③ 健康保険の3割負担金も困っている人には猶予する
- ④ 生活資金の立替・貸与をする
- ⑤ 患者さまからの贈り物は一切受け取らない
- ⑥ 医療技術・診療態度の向上にたえず努力する
患者様ご家族様の権利
- ① 受療の権利
いつでも必要かつ十分な医療を人としてふさわしいやり方で受ける権利を有します。 - ② 知る権利
病気や医療行為についてよく分かるよう説明を受ける権利・学習する権利を有します。 - ③ 自己決定の権利
説明の後、望まなければ医療行為を選択もしくは拒否する権利を有します。 - ④ 個人情報保護の権利
病気に関する個人情報は保護されます。 - ⑤ 医療参加の権利
医療内容や病院の運営に意見を述べ、医療従事者とともに医療改善活動に参加する権利を有します。