当院について
About Our Hospital
理事長挨拶
Message from the President

東上 震一
すべてが「患者さんのために」
優先できる徳洲会の風土を守る
徳洲会グループの創設者である徳田虎雄・医療法人徳洲会名誉理事長は「自由を求め愛に生きる」ことが、徳洲会の本質であり、原点であると述べています。これは人として、どう生きるかの根本的な考え方です。何ものにも捉われない自由な心で、弱い立場に立たざるを得ない患者さんや社会的な弱者に対する“愛”に生きるということを意味しています。徳洲会の理念である“生命だけは平等だ”――これこそ弱者の心からの叫びでもあり、それを徳洲会は正面から受け止め、「いつでも、どこでも、誰でもが最善の医療を受けられる社会の実現」を目指しています。
徳洲会グループの行動は、医療・介護という手段をもって行う「社会改革運動」でもあります。かつて「世界の厚生省になる」という徳田・名誉理事長の唱えた最終目標を、あらためて国内はもとより世界の人々のために実現すべく尽力します。

東上 震一
徳洲会は多くの仲間が同じ理念・哲学でつながり、たとえどんなに困難な医療・介護の現場でも、「患者さんのために」と、心を合わせられることが強みでもあります。徳洲会の組織運営の根幹は「患者さんに対する奉仕である」と考えます。地理的、経済的なハンデを抱えた患者さんのことを第一に考え、離島・へき地、地方であっても良質な医療を届けるために、徳洲会は病院をつくってきたのです。
徳洲会グループの病院・施設に魂を込める作業は、私たちの努力にかかっています。運営が厳しい離島・へき地、地方の病院群とグループを牽引する中核病院が連携を強化し、職員の交流を図り、これまで以上に地域医療に貢献してまいります。
離島・へき地と都市部の病院をつなぐ新しい医療チームも勇躍しています。今後とも徳洲会グループを発展させていくとともに、「患者さんのために」が、あらゆることに優先できる徳洲会の風土を守ってまいりますので、関係者の皆様におかれましては、温かいご指導・ご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
院長挨拶
Message from the Director

池田 佳広
2023年4月1日付で千葉徳洲会病院長に就任しました池田佳広です。徳洲会グループは1973年に創立され、今年で50周年の節目を迎えます。私も1973年生まれで奇しくも50歳になるタイミングで院長拝命となり巡り会わせを感じております。
当院は1986年6月に船橋市北習志野の地に病床数200床で開院、2014年7月には高根公団駅前の現地へ移転し、現在では447床と船橋市周辺地域でも有数の病床数を誇る規模の病院へ発展することができました。
◆救急医療
当院は、常に船橋市の救急車受入数1番の病院でしたが、2022年にその座を失っております。今年度の目標は、まず船橋市で1番の救急車を受け入れる病院になることです。24時間365日、緊急度・重症度によらず、全ての救急患者様を受け入れ、最善を尽くした医療を行ってまいります。

池田 佳広
◆がん診療
当院は、手術のできる消化器外科医が8名もおり、PET-CTや放射線治療装置、ダ・ヴィンチなどの先端医療機器導入のほか、28床の緩和ケア病棟を完備し、全てのがん治療を完結できる医療体制を確立しております。これまで以上に地域のがん診療に貢献してまいります。
◆リハビリテーション
当院のリハビリテーションは、32年以上の実績があり、地域の方々や近隣病院から高い信頼をいただいております。2021年には回復期リハビリ病棟を56床増床し、さらに多くの患者様を受け入れ、社会復帰に向けた支援を行ってまいります。
今後千葉徳洲会病院は「救急」「がん」「リハビリ」の三本柱で地域No.1の病院を目指し、徳洲会グループの掲げる「生命だけは平等だ」の理念の下、地域の皆さまが安心して過ごせる社会の実現に向け医療の面から貢献できるよう努力を重ねてまいります。
理念
Philosophy
『生命(いのち)だけは平等だ』の理念の下、
「いつでも、どこでも、誰でもが最善の医療を受けられる社会」を目指して
生命を安心して預けられる病院
健康と生活を守る病院
理念の実行方法
- ① 年中無休・24時間オープン
- ② 入院保証金・総室(大部屋)の室料差額冷暖房費等一切無料
- ③ 健康保険の3割負担金も困っている人には猶予する
- ④ 生活資金の立替・貸与をする
- ⑤ 患者さまからの贈り物は一切受け取らない
- ⑥ 医療技術・診療態度の向上にたえず努力する
患者様ご家族様の権利
- ① 受療の権利
いつでも必要かつ十分な医療を人としてふさわしいやり方で受ける権利を有します。 - ② 知る権利
病気や医療行為についてよく分かるよう説明を受ける権利・学習する権利を有します。 - ③ 自己決定の権利
説明の後、望まなければ医療行為を選択もしくは拒否する権利を有します。 - ④ 個人情報保護の権利
病気に関する個人情報は保護されます。 - ⑤ 医療参加の権利
医療内容や病院の運営に意見を述べ、医療従事者とともに医療改善活動に参加する権利を有します。